失ったことで多くのことを得ることができた人生とは

25歳の若さで網膜剥離から失明してしまった、ある男性の話です。失明後、点字を習得し、テープリライターという職業に就きました。テープリライターというのは、講演会や会議の録音テープをパソコンに入力して、文字として記録する仕事だそうです。
毎朝、自宅近くからバスに乗り、地下鉄に乗り換えて職場まで出勤し、25年間勤めあげ、定年退職を迎えました。白杖を使って自由に歩けるようになるには、相当苦労したと思いますが、本人の前向きな努力が実を結びました。
歩道の点字ブロックの上に放置された自転車にぶつかって怪我をしたり、目の前を横切った人に白杖を踏まれて折れてしまったりと、アクシデントにも見舞われましたが、親切にしてくれる人にもたくさん出会うことができました。そういう人たちの中から友達も大勢できたといいます。
視力を失ったことは確かにつらいことでしたが、それまでの人生の中で失ったものより、むしろ得たものの方が多かった、光を失うことで、人々の温かい心が見えるようになったと、その男性は語りました。アヤナスの口コミが知りたい